
今回の、田舎の温泉紹介は、
熊本県にある日奈久温泉

温泉は八代市に沸いており、15世紀初頭から
知られた、割りと歴史のある 温泉なのです。
ある若者が 父親の刀傷を癒そうと
神さまに祈ったところ、夢でお告げがあり、
教わった場所を調べてみると、なんと温泉が
湧き出ていたと伝えられているそうです(^^)/
現在その場所は 今の本湯で、当時は海中でした。
江戸時代は 細川家の藩営温泉にも指定され、
八代城主や、参勤交代の島津公も このお湯を
利用したと伝えらる 由緒ある温泉なのです。
現在も、いたるところで その当時の面影が

そして、今回 私が利用した温泉宿

明治43年から創業している老舗の旅館
日奈久温泉 金波楼
前以ってパンフや写真等で、お宿の様子は
知ってはいたのですが・・・、
現物を目の前にすると、かなり壮観ですよ

純和風で三階建ての 古い建物でして、
これを見るだけでも来た甲斐がありました(^^)/
さらに驚くのは、館内なんかピカピカで、
廊下などは、顔が映りそうなほどの磨かれ方!
大変古い旅館には間違いないのですが、
清潔感も満点です! 廊下から見るお庭も見事

通されたお部屋も、掃除が行き届き満足です。
荷物を片付け 早速お風呂に直行です〜(^^)
廊下の突き当たりに 大浴場がありました。
残念な事に、お風呂に入ったとたん塩素臭が!
循環式で、塩素消毒の掛け流しをとっており、
衛生上 仕方の無いことですが・・・少々、
がっかり が、正直な気持ちです。 それでも、
このお宿の様に、はっきり 塩素消毒の循環、
と明記してくれるお宿は、気持ちよいですね。
お湯は いま一つではありますが・・・、
お宿の雰囲気といい、接客態度といい素晴しい。
そして何より お宿の外観に惹かれますよ

お食事の方も、なかなかのモノで、元々ここ
日奈久は、竹輪で有名な漁港ですから、
朝食には、鱧をタップリ使った竹輪が出ます。
これが大変美味しい〜(^_^)v
その昔 日奈久は、漁業と八代の産業群で
大変賑やかな街でしたが、最近では訪れる人も
少ない ひっそりとした、穴場温泉なのです。
ぜひ、利用してほしい温泉と、金波楼でした

日奈久温泉へのアクセスは、
肥薩おれんじ鉄道日奈久温泉駅 タクシーで3分程。
そして今回お世話になった 老舗旅館

↓
日奈久温泉 金波楼
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