
今回の、田舎の温泉紹介は、
秋田県にある大湯温泉です。
ややこしい事に秋田県には、
大湯と言う温泉が2箇所あり
この記事は鹿角市(かづのし)
の方にある 大湯温泉の印象ですので
お間違えのないようにお願いします(^^)
青森県にまたがる、十和田湖の南にあり、
開湯されて 800年にもなる古い温泉でして

温泉は大湯川沿いありまして、自然湧出でする
お湯は、現在の岩手県中北部から青森県東部に
かけての地域を治めた盛岡藩の保養地だったのです。
この温泉地は、十和田湖の 観光の基地とも
なっておりますから、割りと訪れる方も多いです。
また 1931年に発見された大湯環状列石と呼ばれる
縄文時代後期の大型の配石遺跡も 近くにあります。
これなども、温泉旅行のついでにご覧になると
良いと思いますよ(^_^)v 万座遺跡の環状直径は
46メートルもあり、現在発見されている中では、
日本で最大のストーンサークルですので

大湯温泉街の周囲は 田園地帯が広がっており、
素朴な雰囲気を楽しみながら湯浴みができます。
規模の小さな温泉ですが、共同浴場は4軒もあり、
日帰りでの 立ち寄り入浴なども 楽しめます。
そして、今回 私がお世話になったお宿

大湯温泉 ホテル鹿角 さん。
本当は もう少しこじんまりとした旅館を
希望していたのですが、何処も一杯で(>_<)
仕方なく このお宿に下のですが・・・、
これが思いの外 良いお宿で、満足できました。
館内も お部屋も綺麗ですし、皆さん親切です

こう言う規模の大きな旅館は お湯がいま一つ、
と言う事が多いのですが・・・、ここのお湯は、
その中でも 随分マシなお湯と言えます。
お湯は 多少塩素の匂いはしますが、規模の大きな
旅館なので 衛生上 これは、致し方無いでしょう。
泉質は アルカリ性単純温泉、ナトリウム塩化物泉。
温泉の効能は神経痛、胃腸病、創傷、婦人病などに
有効とのことです。
しかし・・・やはり、ここまで来たのですから、
本来の大湯温泉のお湯を〜! と言う事で、
共同浴場の方も 訪ねました。
下の湯共同浴場と言う、格安料金で入浴が出来る
銭湯に お邪魔です。 お風呂に入るとモウモウと
湯気がたち、縦長のタイル張りの湯船に張られた
お湯は お宿のお湯とは 全然違います

小さい方の湯船は、もの凄く熱くて入浴不可(>_<)
多き方も かなりの高温のお湯で 少々加水気味。
とろとろした感触の 硫黄臭のする良いお湯です!
我慢して じっくり入っていると、大湯の温泉が
じんまりと身体に浸み込みます。
そのまま頑張って、ついつい浸かり続けて・・・、
あげく のぼせてしまいました。
印象的には うすいお湯なのですが、
毎日浸かる分には、とても良いお湯でしょうね!
これは、再訪必至の温泉地です〜\(~o~)/
次に来た時は 他の共同浴場を制覇しましょう。
大湯温泉へのアクセスは、
JR花輪線十和田南駅から十和田タクシーの
四ノ岱行きバスで20分程乗車、川原の湯下車です。
今回 お世話になった 感じの良いお宿

↓
大湯温泉 ホテル鹿角
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